今週末は浜松町でドールワールドフェスティバルが開催され、わたし高橋夏絵が出展させていただきます。
日時 : 6月21日(土) 12:00~17:00 22日(日) 10:00~16:00 ★土曜は当日配布の整理券をお持ちの方は11:30より順次入場。 会場 : 東京都立産業貿易会館5階展示室(全室) 入場無料 S2-1 テディベア natsue*takahashi チームゆずおよびほかのメンバーは参加しておりませんが、テディベアやぬいぐるみ関連での出展者も多く、そのほかのジャンルも、いわゆるお人形以外も多いのでとても見ごたえのあるイベントです。 ぜひ遊びにいらしてください。 にほんブログ村に参加しています。 よろしければクリックして頂けたら嬉しいです。 にほんブログ村 #
by teddybear-yuzu
| 2014-06-19 17:43
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今日は絵本の作品紹介8作品目。
川野麻紀さんの作品を紹介します。 セレクトされた絵本はこちら。 『おたすけねこさん』 作・絵: おのちよ 出版社: 至光社 猫の手も借りたい大変なときに、ひょっこり現れてなんでもやってくれる、お助け猫さんの哀愁あふれる雄姿を、やさしい筆づかいでユーモラスに描いた一冊。(出版社紹介文より) この絵本、なんと1984年の出版だそうです。 なかなかのロングセラーですね。 しかも、作者のおのちよさんが、いたらいいなと思った「おたすけねこさん」を絵本にするまでに12年かかったという噂も聞きました。 それだけじんわりと温めた作品で、ゆっくりゆっくりみなさんに好かれていっている絵本なのだなぁと感じずにはいられません。 まずはこの表紙の絵でもわかるように、やわらかいタッチと色合いが何ともなごみます。 女子好みの可愛らしい感じもいい。・・・ちなみにおたすけねこさんは雄猫らしいのですが。 さらに、文章が歌のような感じとでもいいますか、リズムのある詩のような感じに作られている絵本で、絵の雰囲気とマッチしていますね。 そんなやわらかい雰囲気のこの世界を川野さんはこんな作品にしてくれました。 絵本の中のねこさんが、やや色みを強くしてそのまま表現されているので、ほんとうに絵から飛び出た感じがします。 ふわふわした感じもちょうどいいですね。 この縞模様はご自分でペイントされているそうで、とても自然な感じがします。 おんぶされている子はもちろんのこと、ほうきもお手製だそうです。 写真ではちょっとわかりかねるのですが、「絵本と一緒」展のワークショップにもあった貝殻ブローチを付けているというおしゃれさん。これももちろん手作りです。 普段から、ご自身の愛猫3匹をモデルにしたりしつつの猫ちゃんの製作の多い川野さんですが、普段はわりとほんものの猫をぬいぐるみ的に可愛らしくデザインしたものだったり、テディベアのようなタイプの猫だったりで、こんな風に擬人化したタイプはわたしは初めて見ました。 でもこれ、実はかなりかわいい!と思います。 こんな感じのやわらかい抱き人形タイプの猫ちゃんも今後はいかかでしょうか?川野さん! さて、 わたしのところにはおたすけねこさんはやってこないようなので、自力でどうにか8名分のご紹介を終えました。 読んでくださった方どうもありがとうございます。 感想とかあればぜひお聞かせください。 わたし個人のかなり偏った感想ばかりの絵本と作品紹介でしたが、これきっかけで絵本を読んでみようと思う人がいたりしたらいいなぁなんて思います。 このあとは、作家さんの作風紹介とか、出没情報とか、地味にちらほらやっていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。 にほんブログ村に参加しています。 よろしければクリックして頂けたら嬉しいです。 にほんブログ村 #
by teddybear-yuzu
| 2014-06-10 14:54
| ゆずのイベント情報
今日はわたくし高橋夏絵の作品紹介をしたいと思います。
かなりわたし目線になりますがよろしくお願いしますね。 選んだ絵本はこれ。 『しろくまのパンツ』 作: ツペラ ツペラ(tupera tupera) 出版社: ブロンズ新社 「どこにいったんだろう?」 パンツをなくしてこまっているしろくまさん。そこへ、心配したねずみさんがやってきて、いっしょにパンツをさがしにいくことに。しましまのパンツ、かわいい花がらのパンツ、へんてこりんな水たまのパンツ......物語のラストには、あっとおどろく発見が!(出版社紹介文より) 前回もそうでしたが、わたしの場合は大きな書店の児童書コーナーに行って、まずは表紙の絵の雰囲気(装丁という意味も含めて)で決めるので、どうしても平置きの商品になっているものになってしまいます。 今回は、独特の〝地味かわいい”絵がとても好みで手に取ったところ、何とも言えないかわいらしいオチが気に入ってこれにしました。 せっかくなのでオチは言いませんが・・。 写真のように、表紙はしろくまさんが赤いパンツをはいているような作りですが、これカバーのように差し込み式になっています。 ちゃんと中に、赤いパンツを失くしてしまったらパンツだけお取り寄せできる注意書きがあるのもいかしてます。 中は、ページがくりぬかれて次のページが見れるようなつくりで、これも仕掛け絵本になるのかな? それがまたかわいい! 作品はこんな感じに仕上がりました。 主人公のしろくまくんと相棒役のねずみさん、まわりにあるのが、途中で見つけるみんなのパンツ。 しろくまくんとねずみさんは、首と手の3ジョイント。足は一体型で、各々自立できます。 絵本の中の子とはちょっと雰囲気を変えてわたしのしろくまくん。 けれど、いつもの作品とはひと味違った遊びもしたい。 そんな中間地点で製作しました。 ほかのみんなの作品のことを考えると、正直、もうひとひねりするべきだったかなぁと反省すべきところもありますが、自分では気に入っているのでまあいいかというところでしょうか。 この絵本の作者は、先日紹介した渡邊さんセレクトの絵本『パンダ銭湯』と同じツペラ ツペラ(tupera tupera)さん。 外国の方?と思ったりしたのですが、日本人の亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットのようです。 まぁ、『しろくまのパンツ』も『パンダ銭湯』も日本人的な笑いの要素がありますもんね。 絵本もいろいろ出ているだけでなく、教育番組のアートディレクションとか、おしゃれグッズの販売とかもしてるようですね。 雑貨ショップなどでもよく見る『かおノート』もツペラツペラさんのようですよ。 こうして、絵本の世界を作品化することきっかけで、自分の見える世界も少し広がるのかなと思うと、やはりこの企画っていいかも!と思いました。 では、次回は絵本の作品紹介8作目。 ラストは川野麻紀さんの作品です。 おたのしみに! にほんブログ村に参加しています。 よろしければクリックして頂けたら嬉しいです。 にほんブログ村 #
by teddybear-yuzu
| 2014-06-09 14:36
| ゆずのイベント情報
連日の豪雨、個人的にはかなりやられて疲労困憊状態です。
ベア作りしてこもっていればいいのだけれど、疲労で集中力が弱まってしまうとなかなか進みませんね。 気分転換も兼ねて、「絵本と一緒」展の作品紹介行きましょう! 今日は、絵本の作品6作目の紹介。 真島恵さんの作品です。 選ばれた絵本はこちら。 『かえるのピータン』 作・絵: どい かや 出版社: ブロンズ新社 かえるのピータンのくらす池に、わたり鳥のパーチクがやってきます。パーチクは旅のすてきなけいけんを、ピータンは池の美しいしきとくらしを語りあいます。それぞれの生き方が、それぞれにすばらしいことを教えてくれる、どいかやのハートウォーミング絵本。(出版社紹介文より) とても可愛らしい色遣いと表紙の絵からすると、子供向けの絵本のように思いますが、実はこの絵本、大人向けおススメ絵本として紹介しているところもあるほど、実は大人にビビっときてしまいます。 というのは、だれしもが経験する「隣の芝生は青い」現象のように他人のことが羨ましくなってしまうことや、逆に自分の目線でしか判断できずに他人の生き方や行いを否定してしまうこと、そういうことに思い当って考えるところが多いのかなと思いました。 金子みすずさんの詩の『わたしと小鳥とすずと』のなかに、「みんなちがって、みんないい」というフレーズがありますが、この絵本から、このフレーズを思い出しました。 真島さんの作品がこちらです。 これまでもかえるさんを多く作って来ている真島さんなので、やはり渡り鳥のパーチクの暮らしよりはかえるのピータンの暮らし派なのでしょうね。 ピータンの同じあの場所でずっといても毎日を楽しく生きているという感じがよく伝わります。 ケーキやクッキーが素朴で美味しそう!という感想をおっしゃっている方もいらっしゃいました。 ちいさな動物や豊かな自然が出てくる絵本の多い、このどいかやさんの絵本の原画展が、今回わたしたちがお世話になったハックルベリーブックスさんで8月末に行われます。 店長さんのお話によれば、作家さんご本人も来てくださるかも?とのことでしたので、もしかしたらサイン会とかあるのかな? 気になる方はハックルベリーブックスさんのホームページをこまめにチェックしてみてくださいね。 次回はわたし高橋夏絵の作品を紹介させていただきます。 おたのしみに! にほんブログ村に参加しています。 よろしければクリックして頂けたら嬉しいです。 にほんブログ村 #
by teddybear-yuzu
| 2014-06-08 12:53
| ゆずのイベント情報
関東も東北も梅雨入りしたようですね。
梅雨、そして真夏になると、もこもこふわふわの多いテディベアにはちょっと苦手な季節です。 作るわたしたちもねぇ。。。 それでもテンションあげて行きましょ! 今日は絵本の作品、・・・何作目だ? 5作目です。 渡邊靖子さんの作品。 選ばれた絵本はこちら。 『パンダ銭湯』 作: ツペラ ツペラ(tupera tupera) 出版社: 絵本館 あなたは、パンダ専用の銭湯があるのを知っていますか。 実は...あるのです。 え~っ、まさか、そうだったのか...。 あなたの知らないパンダの世界がここにあります。 ポップな色の魔術師 tupera tuperaが描くパンダ!! (出版社ホームページより引用) 今回の「絵本と一緒」展の企画がやってきた際に、わたしも書店の児童書売り場に足を向けたのですが、その際に、ででーーーんと特等席に平積みされていて目立っていたのを覚えています。 この『パンダ銭湯』、なんだかたくさんの賞も受賞しているようでした。 確かに・・・親子で楽しめるもんなぁ。 まさに今イチオシ!という感じなのでしょうね。 しかしその時は読んでいなかったのです。 で、会場で読んでみたのですが・・・・ まさかのストーリー。 大人も子どもも笑わずには読めません。 いやー・・言っていいのか? とにかく、パンダだけの秘密を覗き見れちゃうのです。 出版社のホームページには、作者のtupera tuperaさんからのメッセージとして、 パンダのみなさん、ついに秘密をばらしてしまいます。 ごめんなさい。。。 5年間心の奥深くに仕舞っていた"パンダ"の衝撃的秘密を、ついに一冊の絵本にします。 みなさま心してご覧下さい。 とあります。 こちらも、秘密見ちゃってごめんなさいっっ。。な気分です。 そんな面白さ満点の絵本の世界を作った渡邊さんの作品がこちら。 絵本のネタばれしたくないので、多くを語れないのが残念ですが、パンダのお話なのに右手にいるのはシロクマさん。 銭湯なのにサングラス。 (後日お勉強したら、なんと絵本の中のこのサングラスRayPanって描いてあるらしい・・・確認したいーっ。) 作品だけ見ると、あれれ?なんだけど、絵本を読んで納得なのです。 作品の子たちは、渡邊さんのいつもの感じよりもすこし丸みのあるフォルムで、絵本の雰囲気にあわせてなのか、ちょっとコミカルな印象もありますね。 パンダさんたちの下に敷いてある手ぬぐいは、渡邊さんの私物のものなのですが、実はこの『パンダ銭湯』のオリジナルの手ぬぐいも販売されているようです。 セット販売されているところもあるようなので、絵本お求めの際にはぜひ手ぬぐいもチェックしてくださいね。 こちらの絵本と作品は、今アツい絵本なだけあって、子どもたちの「あ!パンダ銭湯!」という声も多かったようでした。 知らない子も「これ、おもしろいから読んでごらん。」と言うと、お行儀よく椅子に座ってゆっくり読み始めた女の子がいました。小学校1年生くらいでしょうか? 最初は、ひとりで小さな声で読んでいたのですが、最初から炸裂するパンダの秘密の部分に触れると、ひとりでクスクス、いやむしろケラケラ?と笑って、ほかの展示を見てくださっていたお母さんに「ねえ!見て見て!!」と。 お嬢ちゃんがお母さんに読んであげると言う逆読み聞かせ。 お母さんも、「えー?!」と声を出して楽しまれていました。 何とも言えないじんわりとしたこの企画の醍醐味の瞬間でした。 あー、毎回のことですが、どの絵本も読み返したくて仕方ありません。。。 次回絵本作品の紹介6作目は真島恵さんの作品の予定です。 かえるさんです。お楽しみに! にほんブログ村に参加しています。 よろしければクリックして頂けたら嬉しいです。 にほんブログ村 #
by teddybear-yuzu
| 2014-06-06 19:14
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