「絵本と一緒」 と 一緒   その2

ではでは、前回に引き続き、絵本作品の紹介の後半を・・・・

五十嵐由美子さんの作品。
絵本は『おしくらまんじゅう』かがくいひろし作。
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紅白まんじゅうのふたり(?)が、こんにゃくや納豆、幽霊とともにおしくらまんじゅうするお話。
ひらがなで文字も少ないので小さいお子さんでも読めそうですし、お母さんが読み聞かせするにもよし。
ストーリーはとっても単純ですが、おそらくこれは読み手の腕の見せ所なのではないかなとわたしは思います。
ぜひぜひ声に出して、時には子どもたちみんな一緒に輪になって、読んだらいいのでは?
そんな絵本ですが、五十嵐さんはその中でも納豆のシーンを作ってみたとか。
おまんじゅうが五十嵐さんの定番ベアちゃんとともにおしくらまんじゅうするその間をぬうように糸を引いているのがこれ納豆!
ビーズと糸でかわいらしく再現されていました。



真田玲子さんの作品。
絵本は『ちいさなもみのき』マーガレットワイズブラウン著 バーバラクーニー絵。
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小さなもみの木と足の悪い男の子が出会い、もみの木がクリスマスツリーとなって男の子を楽しませてくれます。
それから冬になると毎年行くことになっていたのですが、その年いつももみの木を連れて行ってくれる男の人がきません。
とてもさみしい思いをしているとそこにあの男の子が・・・。
クリスマスソングの楽譜が一緒に書かれているので、この時期暖かいお部屋で一緒に歌いながら読むのもいい絵本です。
表紙を見てもわかるように、独特の色合いと世界観がある絵本です。
そこがまさにご自身の世界観を持って作品づくりをしている真田さんのセレクト!という感じがしました。
男の子役のベアは、いつもの真田さんのかわいらしいベアで、まわりの森の風景を表すちいさいものたちがひとつひとつこだわりの感じられる作品となっていました。
もちろん今回の展示はこの絵本作品のコーナーはお手を触れぬようお願いしたのですが、ちょっと動かして男の子を元気に森で遊ばせてみたくなってしまう作品です。


川野麻紀さんの作品。
絵本は『ねことおもちゃのじかん』レズリーアンアイボリー。
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主人公のネコがお気に入りのおもちゃを探して家の中を探し回るというお話。
ネコの絵本作家さんとしてはどうやら有名な方のようですね。
確かにネコがかわいい!
そして、ちゃんと各ページの中に「さがしもの」はあるのです。それを見つける楽しさもあります。
で、ネコももちろんかわいいのですが、この絵本の私個人がいちばんひきつけられる点はまさに家の中のいろんなものたちが細かくかわいくあること。
ストーリーの本筋から脱線してでもお部屋の中のいろんなものをじっくり見てみたい!
小さな子どもとお母さんとで読むならば、2回目3回目もそんな風に楽しみ続けられる絵本です。
この全体の色合いも今の時期にぴったりかもしれません。
この絵本も川野さんらしいセレクトです。
やはりネコ好き川野さん。この絵本の持つシックな印象を持ちつつも川野さんらしいやわらかいネコちゃんに仕上げていました。
ちなみにこの作品の中のネコがつけているブローチは、貝殻でできており、今回のイベントでも川野さんのワークショップがありました。
そのお話はまた別の記事で書きますね。


渡辺靖子さんの作品。
絵本は『3びきのこぶた』です。
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このお話もほとんどの方がご存知と思いますが、3匹の兄弟こぶたがそれぞれ藁の家、木の家、煉瓦の家を作るお話。
渡辺さんの作品は、お話の通り、テディベアタイプのこぶたが3匹、家を作るのをはじめようとしているのかな?それとも煉瓦の家だけ残った後なのかな?というシーンなのですが、わたしは作品全体の構成と言いますか作り方になるほどなぁ~と思ってしまいました。
背景のようになっている絵が、これまた羊毛を使った絵になっていまして、その背景全体がまた絵本になってるのです。
まさにこれって、この企画っぽい表現方法じゃないですか?
羊毛で描かれた狼がちょっとコミカルなのもいい感じ。
ちなみに渡辺さんも今回羊毛を使ったワークショップを担当してくれました。
次回もまたあるかな?こんな風に平面も教わってみたいなぁと思いました。



さて、以上4作品、前回とあわせて8作品が、今回のメイン展示の絵本作品でした。
せっかく児童書専門店でやらせていただくのだからということで始まったこの企画でしたが、思った以上の好感触。
ベアを見に来てくださった方も、本屋さんのお客様としていらっしゃってついでにお立ち寄りいただいた方にも、じっくり見ていただけたなぁと思います。
のんびりお話しながら見ていただく余裕もあったので、絵本作品を見てからのこの作家さんの作品は~と通常の作品にリンクして見ていただけるという流れもよかったなぁと。
同じ作家が作っても、作り込んだ作品と、日常愛でていただくようななじんでいく作品とでは、ちょっと違います。
その両方を知って頂くいい機会でもあるなぁと思いました。

そんなわけで、メンバーもこの企画よかったね!という感想を持っているので、おそらくまたこの企画があるんではないかなと思います。
今回実際に足を運ぶ時間が無かったという方は、ぜひ次回そんな部分をポイントに、絵本とベアと両方を見に来ていただけたらいいなぁと思います。




それからそれから・・・
このほか今回の「絵本と一緒」では、販売作品コーナーもあったりしましたし、ワークショップもありましたので、次回ブログではそこらへんをレポしたいなと。
お楽しみに!!!
・・・って楽しみにしてくれる人がいるといいんだけど(笑)

あ、感想とかあったら気軽にコメントくださいね。
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by teddybear-yuzu | 2013-11-14 19:10 | ゆずのイベント情報
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